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 完璧を求めない、無理をしない 


源一クリニック 院長 田中源一
源一クリニック
院長 田中源一

"自称”アレルギーが増加

最近アレルギー性疾患の増加が話題になっています。確かに患者さんは確実に増えています。しかしそれ以上に“自称”アレルギー患者が増えていることが問題です。当院では、アトピー性皮膚炎が約10%、アレルギー性鼻炎や気管支喘息の合併を含めると約20%がアレルギーの患者さんですが、その3倍以上の方が自分あるいはお子さんがアレルギーではないかと言って来院されます。マスコミなどの情報が氾濫していて、不要な誤解が生じていると思います。実際、自分が卵アレルギーだと信じて30歳くらいまでずっと卵を食べずにいた方が、実はそうではなかったという話もあります。

家庭環境や精神的な要因もからむ

アレルギーはそれほど単純な疾患ではありません。患者さんの年齢によって抗原も多様ですし、家庭環境や精神的な要因など、様々な問題が複雑にからむ1つのコンプレックスと言えます。例えば下の子が生れて、母親にかまってもらいたいがために、皮膚を掻いて皮膚炎を悪化させているケースなどもしばしば経験します。子供の症状はそれほどでもなく、本人もあまり気にしていないのに、母親が懸命になって症状を訴える光景も日常茶飯事です。成人になっても母親同伴で受信する患者さんもいます。このような場合、母親や家族も患者として考えなくてはなりません。

RASTが陽性でも原因とは限らない

食物アレルギーも難しい問題を含んでいます。RASTで調べると食物アレルギーの疑いのある乳幼児の70%が牛乳や卵などに感作されていますが、それがアトピー性皮膚炎の主要な原因になっているとは限りません。火を通さないなど食べ方にも関係しています。原因を見つけるには、疑わしい食物を1つずつ、1ヶ月くらいかけて慎重に除去を試みる必要があります。食物アレルギーは絶対数は多くありませんが、あやしげな民間療法に頼ったり、「あれもこれも」と無闇な食事制限をすることがかえって症状を悪化させている場合が少なくないのです。成人の患者さんでは、最近ニッケル、クロームなどの金属アレルギーの増加が目立ちます。特にニッケルは水道水やある種の食品などにも含まれており、今後大きな問題になる可能性があります。

源一クリニック 院長 田中源一 まずかゆみをとる、そして気管支喘息を防ぐ

アトピー性皮膚炎の治療は完璧を求めるとかえって失敗します。無理をせずできる範囲から気長に取り組むことが大切です。そのためには、患者さんとよく相談して当面の治療目標を確認します。当面の目標で最も重要なことはかゆみをとることです。かゆみがなくなれば、掻かなくなり、皮膚もきれいになります。薬物もかゆみをとるための一手段です。そして患者さんの食事の注意や環境改善の努力は、気管支喘息を発症させないというより長期の目標につながるものです。

[院長略歴]
昭和50年3月 明治薬科大学薬学部製薬学科卒業
昭和57年3月 昭和大学医学部医学科卒業
昭和58年4月 日本赤十字社医療センター皮膚科
昭和59年9月 米国カンザス州立大麻酔科
昭和61年3月 昭和大学医学部医学研究科(皮膚科学)卒業
昭和61年4月 昭和大学医学部皮膚科学教室特別研究生
昭和61年10月 東京都立荏原病院皮膚科主事
平成2年10月 防衛医科大学皮膚科学講座助手
平成5年7月       同       指定講師
平成6年4月       同       クリニック開院に伴い退職 
     現在に至る

[学会・活動]
日本皮膚科学会、日本臨床皮膚科学会、和漢医学学会、日本東洋医学会

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